30代

冷却期間を安易に設けてしまったせいで復縁に失敗した体験談

catastrophe

ひとりよがりな冷却期間を設けたせいで…

大好きだった彼と別れたのはもう2年も前のことになります。

私たちは当時同棲をしており、ゆくゆくは結婚を考えていたほどの仲だったのですが、彼が会社を転職してからその転職先の激務に伴い、
一緒に居る時間がだんだんと少なくなっていき、次第にすれ違いが生じるようになりました。

「もっと一緒にいたい」という私、「仕事なんだからしょうがないだろ」という彼。
分かり合うことのできないお互いの主張はどんどん拡大していき、しまいには些細なことから言い争いのケンも絶えないように。

「お互いに不満を溜め込んだりせず、我慢はしないようにしよう」と、付き合うときに二人で決めていたのですが、結局はそれが仇となり、ケンカ別れをしてしまうことになりました。

別れた当初は、すぐに仲直りして復縁できると思っていたのですが、私も頭が熱くなっており、「私は悪くない、絶対に自分から謝ったりしない」と、変な意地を張っていた部分もあり、

お互いの熱量を抑えるために、そして何より、「彼に私のいない寂しさを味わってもらおう」と思ったこともあって、冷却期間を設けてみようと思い、私からあえて彼に連絡はしないようにしました。

ですが今思えば、そこで我慢せずに素直に私から謝っておけば、今こんな気持ちのまま毎日を過ごさずに済んだのかもしれません。
結局、そのままずっと彼からの連絡がこないまま、2年の月日が流れることになるなんて。

ある程度の月日が流れてもなお連絡がこないので、さすがに私も焦ってきて、頃合いを見計らってこちらから連絡するつもりでは居たのですが、

不思議なもので、別れの期間が経てば経つほど、今まで普通に出来ていたはずの連絡ができなくなっていました。

今更悔やんでも仕方ないのですが、あの時私がすぐに謝ることができていたら、彼と復縁できていたのかなと思うと、胸が苦しくなります。

私たちはそれなりの期間お付き合いをしていましたが、終わってしまうとあっけないくらい簡単に縁が切れるんだなという印象です。

付き合っていた時がどうであれ、復縁するということは難しいことなんだと痛感させられました。

【廣岡 眞弓さん(仮名/女性/34歳)】

       
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