復縁祈願に絵馬は有効？！絵馬の書き方・願いのコツをご紹介
絵馬って何？絵馬の意味や由来
神社で祈願するときに使う「絵馬（えま）」。
合格や必勝、健康や長寿などを祈願するために一度は書いたことがある方も多いかと思いますが、復縁を願うときに絵馬を活用してはいかがでしょうか？
絵馬を書いたからといっても願いは叶わないでしょ…
と思われがちですが、もしかしたら書き方が間違っているのかもしれません。
「合格祈願」「恋愛祈願」などと書けばよいと思われがちですが、実は絵馬には
神様に好かれる正しい書き方
とされるものがあるのです。
そこで今回は、復縁祈願を叶えてもらえるような、絵馬の正しい書き方や願いのコツ、絵馬の意味や由来をご紹介していきます。
まずは正しい書き方を紹介する前に絵馬について学んでおきましょう。
そもそも絵馬とは、神社で祈願するときや願いが叶った時に感謝する時に奉納する、絵が描かれた板のことです。古代の日本では、
馬は神様が乗るものと考えられていて、馬を奉納する
ことによって神様が神馬（しんめ）に乗り、人間の世界に降り立つとされていたのです。
そのため、神事や祈祷のときには生きた馬を奉納していたのですが、生きた馬を奉納するのはとても大変なことなので、本物の馬の代わりに、土や木で作った作り物の馬（馬形・うまがた）や、木の板を馬の形に切り抜いた「板立馬（いただてうま）」が納められるようになりました。
この板立馬こそが現代の絵馬の由来であり、板立馬が簡略化され、木の板に馬の絵を描いたとされているのです。
今では絵馬の絵柄は馬だけではなく、十二支など縁起の良い絵柄などが描かれており、形も様々あります。
また、絵馬の形の定番は五角形（家型）は、かつて板の上に屋根をつけていた名残りとされていますが、「五角=合格」と縁起が良いとされています。
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復縁祈願する絵馬の書き方のポイント
絵馬は神舎の社務所にて手に入れることができますので、まずは参拝をしてから社務所に向かいましょう。
境内の一角に記入場所がありますので、その場で書いていきます。
いざ書くときに悩んでしまいがちな、書き方のポイントは以下の通りです。
《裏面に書く》
願い事などを書く面は、絵柄のない裏面とされています。
絵馬によっては、裏面に住所・氏名・願い事・日付などの記入エリアがあるものもありますし、書くスペースがない場合には絵や装飾が少ない部分に書きましょう。
《筆記用具は油性ペンで書く》
かつては墨で書いていましたが、現代では雨風で消えない黒マジックなどの筆記具でしっかりと書きましょう。
《願い事・名前・日付を書く》
神様に誰の願いか伝わるように名前と住所を書くことが一般的です。ただし、プライバシーの問題もありますので、住所は都道府県や市町村まで、名前は苗字のみやイニシャルなどで大丈夫なようです。
縦書きか横書きか、日付は和暦か西暦かは奉納者の自由です。
《願い事ははっきりと書く》
願い事の書き方には決まりがありませんが、具体的に記した方が良いとされています。たとえば、「復縁成就」ではなく「○○君と復縁する！」という宣誓が望ましい形です。
「○○君と復縁できますように」「叶いますように」といった形式でも良いのですが、願い事とはいえ、強い意志を持って叶える努力をしなければ、ご加護を授かることもできません。
そのため、「○○できますように」といった書き方ではなく、「○○します」のように決意表明をするように書くのがポイントです。
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絵馬を書いたら奉納しよう
絵馬を書き終えたら奉納する場所に掛けます。
向きは絵柄の表面が見えるようにではなく、
願い事を書いた面が見えるように掛ける
のが本来の作法とされています。
多くの絵馬が掛けてある場合には、人様のものを落とさないようにしてくださいね。
余裕のある場所に願いを込めて掛けると、そんな姿を神様がきっと見ていてくれることでしょう。
記念に絵馬を持ち帰りたい場合もあるかと思いますが、基本的に絵馬は奉納するものなので、願いを書いたら奉納しましょう。
記念に持ち帰りたい場合には何も書かず持ち帰るとよいでしょう。
また、お土産などで絵馬をもらった場合には、願い事を書いて神棚や目線より高いところに飾ったり、その神社の社務所宛に送って奉納してもらいましょう。
なお、めでたく願いが叶った場合には、感謝の気持ちを伝える
お礼参りをしましょう。
お礼参りのタイミングには厳密なルールはありませんが、なるべく早めに行くと良いですよ。
復縁したことの嬉しさに絵馬の存在すら忘れてしまう場合もあるかと思いますが、絵馬のことを思い出したタイミングでお礼参りをしましょう。
いかがでしたか。
願い事は言葉に出したり、文字にしたりすると叶いやすいと言われており、絵馬は心の中で神様に誓った言葉を補強するもの。復縁したい思い、相手への想い、そして魂がこもります。
願いは自分への誓いでもあると心得て、「絶対に復縁するぞ！」と決意をもって毎日を過ごしようにしましょう。
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