復縁占い

小アルカナ「ソードペイジ」が示す復縁の可否と剣のカードが意味する本質とは

小アルカナ「ソードペイジ」の基本解釈

小アルカナのソード(剣)のペイジ(Page)は、コートカードと呼ばれる人物カードとなります。
小アルカナの各スート(ワンド・カップ・ソード・ペンタクル)にはぞれぞれペイジが存在しますが、ペイジとは給仕や稚児(乳児や児童のこと)を意味する単語であり、封建時代の小姓・騎士見習いのことを指し、ナイト(騎士)になる一歩手前の人です。
タロットカードでは、見習いや学生、学び始めといった意味を持ち、

 

物事や学びの始まりを表しています。

 

また、ソード、ワンド、ペンタクル、カップの4つのスートのうちの

 

ソードは知性理論正義試練を表しています。

 

占い時にソードのカードの枚数が多く出た場合には、乗り越えるべき試練が待ち構えているのかもしれませんが、それを乗り越えることでより成長することができると示唆しているのです。

 

そんな、ソードページの構図としては、小高い丘の上に青年が剣を片手に立ち尽くし、髪がなびくほどの強い風を受けながら、周りを警戒している様子を表している、果敢に試練に立ち向かう人物ですが、剣を構えるその姿から警戒心や疑いの心をもって、周囲を伺っていることを意味しています。そのため、

 

キーワードとしては、警戒心、観察、戦略、素早さ、頭脳明晰など

 

を表しているカードと言えます。

 

そのため、復縁占いで正位置が出た場合には、色々な試練が訪れるものの何とか切り抜けることができるため、物事を冷静に見極め、計画的な行動を起こすといいという良い意味ですが、逆位置ではお互いに疑心暗鬼になっている状況となり、相手の本心が分らずに気持ちがすれ違っているなどの良くない状況を表しています。

 

このように復縁占いでソードページが逆位置出た場合には、相手はあなたの計画を甘いと感じているようで、復縁が失敗に終わる可能性が高いと言えます。
とはいえ、タロットカードでネガティブな意味合いが出たとしても、捉え方次第では可能性を導き出せるもの。

 

そこで今回の記事では、復縁を成功させるためのアドバイスとして復縁占いにおけるソードペイジの捉え方について覚えていきましょう。

 

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絵柄の構図の意味合いと正位置・逆位置の捉え方

小アルカナのソードペイジまずは、右図のウエイト版の「ソードペイジ」カードの絵柄を見ていきましょう。
冒頭でもお伝えしたように、小高い丘の上で剣を持った青年は、身体とは逆方向を見ており

 

用心深く、周囲を警戒している様子です。

 

これまで歩んできた道を振り返るような視線をしており、表情はとても硬い印象となります。
また、雲はモクモクと立ち込め、髪がなびくほどの強い風は天候が変わりそうな予感をさせます。

 

タロットカードでの天候の変化は、

 

状況や心境の変化とも捉えることができます。

 

さらに、ソードのコードカード全てに鳥が描かれていますが、ペイジが持つ無限の可能性を表しているかのように、鳥の数はソードのコードカードの中で一番多くなっています。

 

このようなことから、ソードのペイジは前進したいものの勇気が持てなかったり、方向性が定まらなかったりというような未熟さを表しつつも、大きな可能性を抱き、勇敢に立ち向かうことを示しているのです。

 

そのことから、占いにおいてソードペイジが出た場合には、乗り越えるべき試練に立ち向かうことを表し、

 

正位置の場合は、失敗を恐れずに全力でチャレンジすること

 

を示唆しています。論理的に考えている時に出やすいカードでもありますので、何事においてもあまり難しく考えずに判断することがチャンスを掴むことに繋がるようです。
また、

 

逆位置の場合は、無責任さや軽薄さ、非現実性や理想主義

 

を示している可能性があります。
強すぎる警戒心が新しい情報のキャッチを遮断していたり、慎重になりすぎていたりしているためにチャンスや有益な情報を遠ざけてしまっていることが多いのかもしれません。
逆位置が出た場合には自分に厳しくしすぎず、ありのままの自分を受け入れることで良い方向に向いていくことでしょう。

 

また、自分の中では計画的にやっているつもりでも、準備不足やリサーチ不足であることも多く、肝心な場面で実力を発揮することができないことも多いでしょう。

 

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ソードペイジによる復縁へのアドバイス

ソードペイジは頭脳明晰で警戒心を表しており、正位置の場合には何事においても考慮深くならずにチャレンジすべきだと捉えられますが、逆位置で出てしまうとチャンスを逃してしまうといった意味合いが強いため、ネガティブなイメージとなります。
ここでは、恋愛においてのソードペイジが出た時の意味合いを紹介します。

 

《ソードペイジが出た場合の相手の気持ち》

 

正位置:あなたに対して好意はあるものの、あなたの様子を見ていたり、あなたとの駆け引きを楽しんでいる状況と言えます。
相手の好みのタイプは一緒にほっと安らぐような人よりも、頭が良くテンポの良い会話ができる人が良いようです。
逆位置:相手はあなたのことを警戒していたり、自分には合わないと感じていたりするため、二人の距離感が離れている心境を表しています。
表向きは関係が進展していても、実際には遊びだと割り切っていたり、二股をかけられていたりすることがあるので気をつけましょう。

 

《復縁占いでソードペイジが出た場合》

 

正位置:素直な気持ちを大切にしつつも相手の気持ちを知るように心がけ、距離感やタイミングを見極めるようにしましょう。
相手も同じ失敗を繰り返したくないと思っているので、復縁へのメリットがあることを上手に伝えることが復縁成功への鍵と言えるでしょう。
逆位置:すれ違いや誤解が生じやすいときでもあり、お互いの価値観の違いがはっきりとするでしょう。
また、不満をぶつけたり、カッとしやすいために、感情が高まってしまった時には深呼吸して冷静さを取り戻すことが肝心です。

 

いかがでしたか。
ソードページは警戒心が強く、用心深さがポイントとなりますが、過度な言動は相手にとってネガティブに捉えられがちなので、「私はあなたの味方です」というように、高いコミュニケーション能力で相手に同意するように接してみましょう。

 

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