直球勝負が鍵！？小アルカナ「ワンドナイト」が示す復縁の行方

小アルカナ「ワンドナイト」の基本解釈

復縁占いや相手の気持ちを小アルカナで占った時に「ワンドナイト」が出た時には、どのように解釈したらいいのでしょうか？
今回は二人の関係や相手の気持ちを占うのに適している小アルカナ「ワンドのナイト」についてお伝えします。

ワンドとは小アルカナを4つに分類したスートのひとつであり、各スートは四大元素（火・水・風・地）と呼ばれる4つのエレメントと結びついています。

ワンドは火のエレメントであり、

行動や情熱的なパワフルなエネルギーなどを象徴します。

というのも、火は人間にとってなくては必要不可欠な存在です。
かつて電気がなかった時代には、松明で夜道を照らしていたことから、火は目的に向かうエネルギー、かつ行動を起こすパワーの源と言えるのです。

また、ナイト（騎士）とはコートカードと呼ばれる人物カードであり、全てのスートの騎士は馬に乗っているため徒歩のペイジよりも行動範囲が広がり、

活発に動き回る20代から30代くらいまでの青年を表します。

未熟なペイジから成長し、それなりに自信がついてきた時期であり、向上心にあふれ目的に向けて突っ走ります。
責任が少ないために自由な発想で行動を起こしやすいのが特徴です。

このことから、

ワンドのナイトはパワフルで情熱的、行動力や判断力に優れていることを意味します。

そんなワンドナイトのカードには、前足で大きく地面を蹴り出した馬の上に鎧を身にまとい左手でワンドを持った騎士が描かれていて

基本的なキーワードとしては、前進、出発、飛躍、向上心、冒険心など

を表しています。

また、そんなワンドナイトの復縁に関する相手の気持ちのリーディングでは、相手はあなたに対して関係を深めたいと思っています。
早く会いたい、早く復縁したいと思っているようなので、それに応えればすんなりと復縁できるかもしれません。

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絵柄の構図の意味合いと正位置・逆位置の捉え方

では、ここからはカードの絵柄を詳しく見ていきましょう。
右図のウエイト版の「ワンドナイト」には、冒頭でもお伝えしたように前足で大きく地面を蹴り出した馬の上に、騎士がまたがり右手でワンドを掲げています。

冒険へいざ出発！というような荒々しく激しい気質を示しており、自分の夢や理想を求めて積極的に前進しようとしています。

また、遠くに見えるピラミッドは目的地ではなく、夢や理想などへの通過点を表しています。

火の精霊である火トカゲ（サラマンダー）の柄の黄色い衣服は、さらにエネルギーを高めていますが、ワンドのキングやペイジでも描かれている火トカゲとは異なり、口で尾をくわえていないため、未完成の状態であることを示しています。

このことから

正位置の場合には、勇猛果敢にまだ見ぬ世界に挑む、力強い意志を意味

しており、今の環境から新しい環境に向かって踏み出すという意味もあります。
ただし、自信に満ち溢れていることから暴走を起こす恐れもありますので、周りの意見に耳を傾けることが大切です。

逆位置の場合は馬の暴走や落馬を表すために、衝動的な行動を起こしたり、反対に自信を失うことを意味します。

情熱や好奇心があふれるものの、暴走してトラブルになったり急きょ予定が変更になったりと、馬と騎士の勢いが間違った方向へ行ってしまうという解釈になりますので、行動を起こす前にしっかりと物事を考える習慣を持つことが大切になります。

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ワンドナイトが導く復縁アドバイス

このようにワンドナイトの正位置は情熱にあふれ勇猛果敢に前進する意味が含まれていますが、逆位置で出てしまうと暴走が止まらずに悪い方向に向かってしまう要素が強くなります。ここでは、恋愛においてのワンドナイトが出た時の意味合いを紹介します。

《相手の気持ちを占ってワンドナイトが出た場合》

《復縁占いでワンドナイトが出た場合》

いかがでしたか。
ワンドナイトが出た時は、新しい環境に向かって踏み出すとイメージすると分かりやすいでしょう。
正位置であれば、情熱のまま行動すれば良い結果を得られるものですが、逆位置の場合には何事においても上手くまとまりませんので注意が必要です。

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