気持ちの伝え方

別居中でも復縁できる?復縁したいなら相手の理解と自身の変化を!

別居状態から夫婦関係を修復することは可能なのか?

夫婦は他人の集まり」という、ことわざをご存じですか?

 

どんなに仲の良い夫婦であれ、元々は赤の他人だった二人が一緒になった関係にすぎないため、不和になったり、離婚しても仕方がないこと。
と、昔から言われてきましたが、結婚生活の中でコミュニケーションが不足すると心のすれ違いが生じたり、それによりどちらかが浮気したり、モラハラや家庭内暴力などなど、夫婦関係が上手くいかなくなることがあります。

 

そのため、配偶者と一緒にいたくない、一緒に居られない、と感じてしまい別居を選択することはよくあることです。

 

離婚の前段階ともいわれる別居ですが、いざ別居してみると

 

別居状態を解消して、元の生活に戻りたい

 

と強く願う人も少なくありません。

 

というのも、そもそも喧嘩別れで別居してしまった場合や一時的に距離を置きたいと考えて別居した場合は、冷却期間(物事を冷静に考えられるようになるための時間)を置くことにより、

 

・相手の存在の大きさ
・自分の至らなさ
・子供にとってこのまま離婚してしまって良いのか…

 

などなど、様々なことに気がつくものです。
そのため、元の生活に戻りたいと思うものですが、

 

別居状態を解消するきっかけがわからない…
どうやって関係を修復すればいいのだろう…

 

とお悩みの方は多いのではないでしょうか。

 

なお、別居を解消して再び一緒に暮らすことはできるのか?という疑問もあるかと思いますが、別居期間が長期に及ばず、お互いに話し合う機会を設けることができれば

 

別居状態から夫婦関係を修復することは可能

 

かもしれません。
ただし、長期別居している場合には夫婦関係を修復することは簡単ではありませんので、離婚したくなければ離婚回避するための努力が必要となるでしょう。

 

そこで今回は、別居を解消して一緒に暮らすための夫婦関係を修復させる方法についてお伝えします。

 

 

別居状態から関係修復するためのポイント

別居生活というものは、その期間が長引けば長引くほど別居を解消することが難しくなります。
そのため、別居を解消したいと思うのならば、

 

できるだけ早く別居を解消すること

 

がポイントになります。

 

もちろん、年単位で別居していたものの関係を修復して一緒に暮らすようになった夫婦も実在しますが、そもそも離婚せずにある一定の関係を築いていたこと自体が奇跡なので、一般的な夫婦の参考にはなりません。

 

では別居状態を解消するにはどうしたらいいのかが問題となりますが、別居状態を解消する前にしなくてはならないことがあります。

 

そもそもなぜ別居に至ってしまったのか…
なぜ別居を解消したいと思うのか
 など

 

別居を解消するためには、これまでの夫婦関係を顧みて、今後の夫婦のあり方を考える必要があるのです。

 

気持ちが落ち着いたから別居を解消したい…なんていうのはNGであって、これっぽっちも反省せずにそのような感情で動けば、いずれかの段階で相手から愛想をつかされて、最悪のケースでは離婚することになってしまうでしょう。

 

そのため、別居状況を解消して、いずれ復縁したいと思うならば、しっかりと夫婦関係を見直してみましょう。
たとえ相手に非があって別居した場合でも、その原因を作っていたのはあなたかもしれません。

 

自分の感情ばかり押し付けていませんでしたか?
相手の立場になって物事を考えていましたか?
相手に対して思いやりをもって接していましたか?
相手の悪口を言ったりしていませんでしたか?

 

など、これまでの二人の関係を思い出してみることにより、相手の言動を理解できることもあります。
あなたがしっかりと相手のことを考えることができれば、前向きな一歩を踏み出せるかもしれません。

 

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別居を解消して夫婦関係を修復させよう!

二人の関係性を見つめ直したら、ここからは別居を解消するための方法を見ていきましょう。

 

「やっぱり私には夫が必要だ…離婚したくない!今すぐにでも別居を解消しなきゃ」と感じると焦ってしまい、相手に何も連絡せずに自宅に帰ってしまう人もいますが、これはやってはいけないNG行為となります。

 

というのも、相手からすると「勝手に家を飛び出していったのに、なんて身勝手な行動だ」と不快に思わせてしまい、さらに関係を悪化させてしまうこともありますので、

 

2、3日の別居生活であっても、必ず連絡を入れてから自宅に帰宅する

 

ことが肝心です。
ただし、連絡したからといって、相手の返信を待たずに帰宅してはいけません。あなたの一時的な感情で振り回されてしまい、今はちょっと無理…という状況かもしれませんので、まずは相手の返信を待ちましょう。

 

なお、別居生活が長引いてしまっている状況では、「自宅に帰りたい」という連絡ではなく、まずは関係を修復させるための連絡を取る段階から始まることが肝心です。

 

連絡をとるきっかけとしては

 

子供がいる場合:子供の気持ちや行事など
夫婦二人の場合:郵便物などの事務連絡など

 

がありますが、別居を解消したい気持ちを伝えるためには、別居に至った原因がどちらにあろうとも、

 

「私の考えが軽率でした…本当にごめんなさい」

 

というように、謝罪の気持ちを伝えることが肝心です。

 

さらに、連絡を取るたびに「いつもありがとう」、「面倒かけるけどよろしくね」などの気遣いの言葉を必ず添えるようにすると、相手の心も和んでくるものです。

 

そして、以前よりも関係が良好になってきたのであれば、週末を一緒に過ごし、

 

まずは週末婚を目指してみると良いでしょう。

 

別居生活の期間が長ければ長いほど、それぞれの生活ができあがってしまうので、再び同じ空間で暮らすための準備期間と捉えて、相手を尊重し、思いやりの心で自然と接することができれば、いずれかのタイミングで別居を解消させることができるでしょう。

 

別居生活は一歩間違えば「離婚への第一歩」となってしまいますので、復縁したいと思うならば、まずは別居を解消させるために行動していきましょう。

 

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