占い師にみてもらったがいいことしか言われない。復縁占いの秘密
復縁について、いいことしか言わない占い師
別れてしまった恋人とどうしてもやり直したくて、思い悩む日々。友だちに相談しても埒が明かず、なんとかして打開したい、何より向こうの気持ちを知りたい、復縁できるのか、それとも叶わない思いなのか…
そこで、復縁できるかどうか占ってもらおうと占い師を訪ねる方も多いようです。
そこで、占い師から、
「お互いの愛が深すぎて耐え切れず別れてしまった」
「復縁できる可能性は充分にあるから、自分磨きをしてください」
「彼女は本当はあなたのことを思っている」
「自分の中の愛に気がついていない」
「思いが通じる日が来る」
「彼にとっては運命の相手」
などと、不安で一杯だった心にしみる、うれしいことを言われて、元気になる。
ところが、二ヶ月経っても三ヶ月経っても現状は変わらず、また占い師を訪ねる。
そうすると、占い師から、
「あなたが一回り成長する必要がある」
「本当の相手はあなたなんだけど、彼は今勉強が必要だから」
「彼女は今恋愛どころじゃないみたい。でも、解決したらあなたのところに戻ってくるというサインが出ている」
とまた前向きなことを言われる。
そこでまた、なんとなく元気になって、家に帰ったけど、……それからしばらくしても、これと言った進展はなし。
そうなると、
占い師さんは良いことばかり言っているけど、全然復縁できない。
ほんとに復縁できるかどうか知りたいから、はっきり言って欲しいのに。
いいことしか言わないのは、お客を逃さないための営業トークなんだろうか?
本当は適当なことを言っているだけじゃないのか。
と疑心暗鬼に考えてしまいますよね。
実際のところどうなのでしょう。
占い師さんは復縁占いについて、いいことしか言わないのでしょうか?
復縁占いだからこその事情とは?
もちろんなかには悪質な占い師もいて、根拠のないことを言っている場合もあります。でも、適当なやり方では占い師として続けていけませんから、長年やっている占い師の場合は、それなりにきちんとした根拠があります。
そう、プロの占い師がいいことしか言わない場合には理由があるんです。
実は、運命には、「決まっているもの」と「流動的なもの」この二つがあります。
復縁するかしないかも、
「絶対に復縁できる」「復縁はできない」とはっきりしている場合と「お互い次第で復縁もありうる」と言う場合があるのです。
前者の場合は「これは必ず復縁できるので、連絡した方がいい」「悪いことは言わないからあきらめなさい。もっといい人が今年の十月にも現れる」という具体的なアドバイスをする占い師がほとんどです。
が、実はこの前者のケースは少ないんです。これは家の因縁や前世が関係してくるなど、運命と言うより宿命に近いものとなるので、レアケース。
というのは、恋愛関係は相手あってのものなので、互いの運命が入り混じった結果、流動的になりやすいんですね。
どちらかというと「お互い次第で復縁するかもしれない」ケースの方が多いのです。
その結果、占い師は「復縁したいのなら前向きに頑張るといい」という観点からのアドバイスとなります。
そこで、相談に訪れた人に合わせて
・前向きな気持ちを引き出すために「自分磨きをしてみるといい」「あなたが成長する必要がある」
・自信をなくしてしまっている人には「彼女は本当はあなたのことを思っている」「運命の相手」
・焦ってしまっている相手には「彼は今勉強が必要」「思いが通じる日が来る」
というようなアドバイスになるんですね。
良心的な占い師は、相談に来た人が元気になり、運命が好転してくれることを第一の使命に考えています。
そして、運命の好転には明るい気持ちでいることが最も重要なんです。
そのため、まだ決まっていない悪いことを口にするよりも、希望を持たせることや、前向きになれるアドバイスをするんです。
明るく前向きな思いは明るい未来を引き寄せます。その人が発しているエネルギーが復縁を含めた「よりよい現実」を引き寄せるんですね。
復縁したい相談者は、大抵不安になっていることが多いんですね。別れた恋人との関係を思いつめてしまい、なんとかして復縁したい、と焦っている……。
そんな時には、まずは元気付けること。そして、その人本来の前向きさが出るように導くこと。
そこから先に復縁の道が開けるからです。
これが復縁占いを依頼された占い師がいいことしか言わない大きな理由です。
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