復縁占い

自身の内面を見直す必要?タロット占いにおける「女教皇」のカードの意義

自身の内面を見直す必要?タロット占いにおける「女教皇」のカードの意義

2番目のカード「女教皇(The High Priestess)」の基本解釈

女教皇(The High Priestess)のカードは、知性や理性の象徴として知られ、どちらかというとポジティブに捉えられることの多いカードの一つです。
高い知性や精神性を示し、安定した心理状態や、

 

直感に従うことで良い結果に導く

 

といった捉え方をすることも多いカードです。

 

過去記事「▼ヘキサグラムスプレッドを使ったタロット占いと復縁への活用方法」でもご紹介しておりますが、仮にヘキサグラムスプレッドで復縁をリーディングした場合、未来の状況や対応策などの位置に女教皇が正位置で配置されるようなら、

 

「自分の直感を信じて思うとおりに行動せよ」

 

という捉え方ができますが、女教皇のカードにおいては、全てにおいて前向きというわけではなく、あくまで光と闇を示す中立のカードでもありますので、女教皇のカードが示す意味合いをしっかりと理解しておく必要があります。

 

ちなみにカードの絵柄において、ウェイト版のタロットカードでは、

 

・中央に座した女教皇(ハイ・プリーステス)
・その手にはTORAと書かれた巻物
・女教皇の頭には満月、足元には三日月
・背景左側には「B(ボアズ)」と書かれた黒い柱
・背景右側には「J(ヤヒン)」と書かれた白い柱
・背景中央にはざくろの実が描かれたタペストリー

 

というのが絵柄の主な構成です。

 

女教皇というイメージは、ハイ・プリーステス(大司祭)という名のとおり、聡明かつ冷静な位の高い女性司祭ということになります。
この絵柄のモチーフは、創作上の人物でもあるローマの女教皇ヨハンナとのことですが、実際にこの時代に女性が司祭以上の位に就くことは許されていなかったようなので、あくまで架空の人物として捉えておく必要があります。

 

今回は、そんな大アルカナの2番目のカードとなる「女教皇」にフォーカスし、カードが示す意味合いや捉え方、そして復縁占いにおける活用法についてご紹介していきます。

 

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絵柄が示す意味合いと正位置・逆位置の捉え方

女教皇のカードの絵柄の構成については上記のとおりで、各それぞれの絵が示す意味合いにおいては

 

・知性や直感の象徴である女教皇
・月の満ち欠けは人間心理の不安定さを示す
・ソロモン神殿の柱を示す「B」は闇、「J」は光の二極性を示す
・手にしているTORAの巻物は旧約聖書の律法書
・ざくろの実は女性器の象徴(セックスの暗示)

 

と言われています。

 

知性や理性に長け、聡明は判断を下せる状況を示し、物事の光と闇といった二極性においても冷静に状況を判断できる心理状態の暗示でもあります。
また、女性の象徴においては、女性らしさであったり、純愛やセックスであったりを示すため、恋愛占いなどにおいても、良い傾向を示すカードとして捉えられます。

 

正位置における判断については、上述のように優れた知性、高い聡明性、冷静な判断力といったポジティブな内容を示唆するので、復縁においても

 

思い通りへ結果を導く

 

可能性が高いと読み取れますが、あくまで中立的な静のカードでもありますので、光と闇の両方のシナリオも想定しておく必要があります。

 

一方の逆位置での判断においては、冷静さを失った状態であったり、冷静さが逆に仇になったり、精神的に不安定で聡明な判断が下せない状況を示唆します。
つまりこれは、行動を起こすタイミングではなかったり、

 

良い結果が得られない状態の暗示

 

であり、将来に対する不安や知性や理性のバランスが崩れている状況においては、大人しくいていた方が無難と判断することができます。
自分自身の心理状態においては、なかなか客観的な判断ができないものですが、

 

復縁を焦るばかりに冷静な判断ができなくなっている

 

状態に、知らず知らずなっているかもしれませんので、一旦立ち止まって自分自身の心理状態を見つめ直す必要があります。

 

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女教皇が示す自身の内面や深層心理を見直そう

上記でご紹介したように、女教皇については、その高い知性や冷静な判断力で物事の良し悪しを見極め、将来的に自身が望む方法に導くというポジティブなカードの1つです。
復縁においても、その過程やこれから起こす行動について、

 

肯定的に捉えることで良い結果を招く

 

と判断すべき内容のカードです。

 

一方、光と闇が共存するこの世界においては、時の経過や何かのきっかけで一気に状況が悪化する場合もありますので、常にその両方のシナリオを想定しながら物事に取り組む姿勢が重要なのです。

 

ただし、今行っているアプローチにおいてはブレることなく継続することが大切で、自らの直感を信じて行動を続けることと、自らの直感を過信しすぎず謙虚さを忘れないようにすることのバランスを保つことが、復縁成就の鍵となると言っても過言ではありません。

 

つまり女教皇のカードは、外部的な偶発的要素を示すのではなく、自分自身の心理を照らし出すカードであり、

 

・自らが冷静な判断ができる心理状態にあるか?
・感情に振り回されて我を忘れてしまっていないか?

 

といった状況を示唆しているとも言えます。

 

復縁においては、まず相手の出方ありきの話ではありますが、相手の状況や恋愛感情を冷静に判断し、自身の直感を信じて行動に出るもよし。
女教皇の逆位置が示すように、自分自身の気持ちにブレや迷いがあるなら、今は元カレや元カノとの関係は進展しないと判断する勇気が必要です。

 

自分自身の気持ちを再確認する良いきっかけになる

 

そんなカードが女教皇のカードなのです。

 

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