宿曜占星術での復縁相性判断と本命宿とのベストな組み合わせ
インドの星占い宿曜占星術は恋愛の相性占いにピッタリ?
復縁したいけど、別れてしまったことだし本当は相性が悪いのかも…というように、復縁に際して相手との相性は誰しも気になるもの。相性占いは誕生日や名前だけで占えるものなどがありますが、今回はインドにおける星占いをベースにした「宿曜占星術」の相性についてご紹介していきます。
前回の記事「宿曜占星術で占う!二人の相性と復縁成就の可能性」では宿曜占星術の基本について解説し、今回はその後編。
さて、この宿曜占星術は、西洋占星術の考え方とインド独特の前世や因縁といったテイストを織り交ぜた、非常に神秘的、かつ的中率の高い占い方法になり、少し複雑に感じるかもしれませんが、ぜひ復縁占いに役立ててください。
宿曜占星術は27個の宿によって占う鑑定術ですが、相性占いでは、「三・九の秘法(さんくのひほう)」というものを活用します。「三・九の秘法」とは、自分の宿(本命宿)と他人の宿の関係性を見るもので宿曜占星術の大きな特徴。
このサイクルやエリアや宿曜盤を見ると分かりやすいのですが、宿曜占星術では、西洋占星術の星座の意味を持つ外円、宿曜占星術独特の星の宿である中円、そして、相性を示す内円の組み合わせ、「命・業・胎」の3つに分けたサイクルをさらに「命・栄・衰・安・危・成・壊・友・親」の9つのエリアに分けて見ていきます。
この独特な占い方法により、宿曜占星術は相手との縁を知る恋愛での相性占いが得意と言えるのです。恋愛の相性占いが得意ということは、すなわち復縁占いも得意ということ。恋人との復縁を望んでいる方にぜひおすすめです。
次のコーナーではそんな宿曜占星術による相性について詳しくお伝えします。
神秘の宿曜占星術で、相手との関係の謎が分かる?!
先ほどもご紹介しましたが、宿曜占星術の人の相性は大きく分けるとこの区分になります。
「命・業・胎」の3つ
その3つのエリアをさらに分ける9つの区分「命・栄・衰・安・危・成・壊・友・親」
この漢字はいたずらについているわけではなく、その相性を表す意味と同じと考えてくださって差し支えありません。ここから、相手との関係性の謎を知ることができます。
「なぜ、この人には強く出られないのか」
「どうしていつも損をした気分になるのか」
「一緒にいると、なぜか上手くいく」
など、不思議に思っていた相性や力関係まで知ることができるのです。
宿曜占星術で見る相性
「命」|あなた自身。滅多に出会うことのない強い因果。
「業」|あなたの前世の星を持つ相手。無償で奉仕をしてくれる。
「胎」|あなたの来世の星を持つ相手、貴方が尽くす相手。
「栄」|あなたが相手を繁栄させ、あなたも成功する、互いに繁栄する関係。
「親」|相手があなたを繁栄させてくれ、相手も成功する、互いに繁栄する関係。
「友」|あなたにとって楽しい友好関係
「衰」|相手にとってあなたが楽しい友好関係
「危」|あなたにないものを持っている相手。
「成」|相手にないものをあなたが持っている関係。
「安」|あなたが優位に立てる関係
「壊」|相手が優位に立つため、注意すべき関係。
それぞれの宿は「近距離」「中距離」「遠距離」という宿曜占星術独特の考え方が存在しますが、「命」「業」「胎」は、内円の中で1回ずつしか回ってこない特別な関係。そのため距離は関係ありません。
なお、距離による違いはこのようになります。
・近距離|縁が強いために摩擦が起きやすい
・中距離|文字の表す意味が強くなる
・遠距離|縁は薄いがその分に摩擦は少ない。
次のコーナーではそれぞれの相性を細かく見ていきましょう。
宿曜占星術による復縁相性の見方
命の関係
同じ宿を持つ相手。とても縁が深い運命的な存在。一度出会ってしまったら強力な因縁が生じて、なかなか離れることができない関係。似たもの同士なので、価値観や趣味などがぴったり。たとえ初対面でもはじめて会ったような気がしない懐かしさを感じることもあります。しかし、似すぎているが故の摩擦も半端ではありません。濃密な関係性から息苦しさを覚えることも。
出会ってすぐに恋に落ち、どんな障害やトラブルがあっても困難を乗り越えて一緒になろうとするロミオとジュリエットのような関係と言えます。カルマ(因縁が)似通っているため結婚まで行くと離れることは難しくなります。結局この相手か、という場合は命の関係と言えるでしょう。
業・胎の関係
前世、来世とつながる因果。前世も来世も出会っていくことになるとても縁が深い相手です。あなたから見て「業」に当たる宿は、前世での自分の宿。「胎」に当たる宿は、来世での自分の宿で”受胎”を表しています。基本は「業」の相手は奉仕してくれる相手、「胎」の相手には奉仕することになります。
精神面が同じ性質なので、話も合い、分かりあえる相手です。縁が深いため、最初から運命的なものを感じることも。単なるひとめ惚れなどではなく、この人には会ったことがあるというような、神秘的で奥の深いものです。
いつも見せている個性とは全く違う相手との熱愛ぶりに、周囲が驚くことも。ベストパートナーと言えますが、互いの運命を良く知ってるため別れる時も禍根を残しません。
結婚した場合、お互いの持っているものが精神的には共通していながら現実的には異質なためいつまでもラブラブでいられます。
栄・親の関係
恋愛関係において最高の相性。あなたから見て「繁栄」を表す「栄」相手から見て「親愛」を表す「親」。お互いに与え合い、尊重でき、愛と繁栄を築いていける理想的な組み合わせ。
前世からの素晴らしい縁で、一緒にいるだけで幸運が幸運を呼びます。お互いが得しかない相性はこの関係性のみ。もしこの相性である相手と不仲になったり破局を迎えたりしても復縁できるとお互いのプラスになります。なんとか復縁にこぎられるとよいですね。今の不仲も一時的な問題である場合も多いので、恐れずに相手との仲を進めていきましょう。
友・衰の関係
お互いに惹かれる部分があり、運命的なものを感じる、恋人関係を表す相性です。あなたの「友」に当たる宿は「交友」、「衰」に当たる宿は「衰弱」を表します。お互いにいると楽しくて相性が良いため、まずは損得ぬきで好きになってしまいます。
楽しい関係性となるのですが、「友」が優位な立場で「衰」は弱い立場なために、「衰」の立場にある人はどこかプレッシャーを感じたり、相手を立てたりと、ちょっと疲れるなと思うこともあるかもしれません。
復縁においても、相手が衰だった場合は、相手の負担を思いやり、優位な自分の立場にあぐらをかかないこと。また、自分が衰である場合は、知らず知らずのうちに被害者的な気持ちになっていないかを良く見つめましょう。このことをきちんと理解していないと、負担がかかる方が耐えきれず、悲恋となってしまいます。
安・壊の関係
こちらは破壊作用が強い相性で、宿曜占星術では一般的に相性が悪い関係性になります。あなたの「安」に当たる宿は、相手を破壊することを表します。また、「壊」に当たる宿は、相手から破壊されることし、相手は傷つかないということです。
この関係性で恋愛関係となりますと、どちらか片方が一方的に傷つけられ、別れる時には恨みつらみが積み重なり、別れた後も禍根を残すことに。もっとも避けねばならない相性です。もっとも、それだけに学びも深い関係性、この相手との出会いを通じて、人間的に大きく成長できる可能性があります。
万が一、復縁を希望する相手とこの相性ならば、お互いに深い学びの中にいるのだと受け止め、相手との関係を見直して行動してみましょう。年数が経ってから「あの人のおかげで自分は成長できた」と思えることも少なくありませんよ。
このように、宿曜占星術では前世や因縁といった考え方が当たり前。
「どうしてもあの人をあきらめきれない」
といった気持ちになってしまう相手との関係を見ていく復縁占いにおいては絶大な的中率を持っていると言われています。
宿曜占星術はネットで簡単に占うこともできますが、非常に奥が深いため、プロの占い師に鑑定してもらうのがおすすめ。電話占いによる復縁占いでも人気が高い鑑定術のひとつなんです。電話占いでは自分の顔や占い師の顔も見えないため、思い切った相談ができるのも特徴。他の占いにはない突っ込んだ鑑定が出来る宿曜占星術だからこそ、言いにくいことを聞ける電話占いを活用してみましょう。
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