20代

彼の優しさに気付けなかった女性の体験談

9878a11a3c8a48dfbd93dde5b9d02182_s

気付くのが遅すぎて…すべてが手遅れでした。

私の彼はKくんという31歳の男性で、何をするにも私を優先に考えてくれる優しい人でした。
ですが、あるときから私は彼の中に「彼自身の望み」というものがないことに気付きました。
それから私は、彼を矯正させなければ!と思い、何をするにも「あなたが選んで」と言うようになりました。
なのに、やっぱり彼は「だけど…」とか「君が選びなよ」と言って、何も自分で決めようとしませんでした。

当時23歳だった私は、彼のそんな優柔不断さに嫌気が差し、気付けば別れを切り出していました。
そのときですら、彼は「君が決めたことなら…」と言い、別れることに対して反対もしてきませんでした。
私は、そんな彼を好きになったことが自分自身で許せなくて、早く忘れてしまおうと別の彼氏をすぐに作りました。

でも、新しい彼氏は元彼とは反対に、なんでも自分で決めてしまう人だったんです。
ハッキリしていて、それはそれでいいと思っていたのですが、付き合っていくうちに、彼はただの自己中心的な人だと気付きました。
何をするにも私の意見は聞かず、自分がこうしたいから、という理由で決めてしまうような人だったんです。

その彼とは結局一年も経たず別れ…それから、しばらく一人でいましたが、思い浮かんでくるのは元彼のKくんのことばかり…。
Kくんは、きっと優柔不断などではなく、本当に私のことを最優先に考えてくれていたんだと気づきました。
それから、私はすぐにKくんと連絡を取りましたが、そのときにはすでに携帯番号を変えていて、繋がることはありませんでした。

あのとき、私がもっとKくんのことを考えていたら…そう思うと、悔しくて夜も眠れません。
それでも、まだ私はKくんと復縁したいと思っています。

【葛西 望美さん(仮名)/女性/25歳】

       
関連記事-こちらもどうぞ
復縁を諦めきれないあなたへバナー