審判のカードが示す復縁タロット占いでの吉凶の行方
「審判のカード」とはどのような意味を持つカード？
タロット占いにおいては、22枚の大アルカナカードと、56枚の小アルカナカードを用いた偶発的な出来事やタイミングを推し量る卜術占いであることはこれまでの記事でもご紹介してきたとおりです。
占術やリーディングの内容によって、大アルカナカードのみを使用する占術もあれば、小アルカナカードも用いた占術もあり、当然後者の方がより複雑になりますが、多くの場合が大アルカナカードのみでリーディングすることが多い傾向にあります。
復縁占いにおいては、様々なタロット占いによるアプローチをご紹介してきましたが、今回ご紹介するのが、復縁占いにおいて特に重要視される大アルカナカードの１つ
審判（judgement）のカード
についてご紹介していきます。
審判のカードというと、何か重要な決断を迫られるようなイメージをお持ちになりますが、審判のカードの絵柄が示すように、決断のタイミングや復活や再生を意味するカードとなり、特に復縁においては
・カップル関係の復活
・恋愛関係の再生
・もしくは決断の時
というような意味合いで捉えられることが多いようです。
カードの絵柄については、天使がラッパを吹くことで死者が蘇っていく様子を示していますが、この審判とは死者が天国に行けるか、地獄に落ちるかの審判が下されるという意味であり、死者が蘇る、すなわち復活を意味するカードでもあるのです。
もちろん、教科書的に捉えれば復縁が成就するタイミングでもある一方、昔の関係に戻るという意味合いでは、片思いの恋愛が成就することを示している訳ではありません。また、
正位置では復縁成就を、逆位置では終焉や諦めを示す
ものとなりますので、スプレッドによっては必ずしもプラスで捉えることができないカードでもあります。
そんな復縁占いにおける人気のタロットカード「審判（judgement）」について詳しく見ていきましょう。
復縁でのタロット占いにおける審判のカードの捉え方は？
上記のように、審判のカードは復活や再生、決断の時という意味合いを持つカードとなるので、どのようなスプレッドにおいても正位置であればポジティブに捉え、逆位置であればネガティブに捉える必要があります。
もちろん、タロット占いはカード単体で判断する訳ではありませんので、スプレッドによって展開された様々なカードと、それらが意味する内容を総合的に判断する必要がありますが、特にタイミングを示すスプレッドにおいて審判のカードが正位置で配置されれば、
復縁占いにおいては総じてプラスに捉える
と考えても決して大げさではありません。
ただし、審判のカードは決断の時という意味合いも持ち、意識を変えることで新たなチャンスを掴んだり、新たな希望を見出すという意味合いも持ちますので、
復縁するという選択肢以外にもプラスに働く
可能性があるということも認識しておきたいところ。
仮に、いままでの復縁行動に見切りを付けて、
新たな異性を探しはじめるベストタイミング
と捉えることもできるので、新たな道へ進むことができる良いきっかけになることを暗示しているとも言えます。復縁を願っている人にとっては、少々残酷な捉え方かもしれませんが、人生においては復縁だけがベストな選択肢ではなく、
それに気付くきっかけを作ってくれるカード
でもあるので、そのように捉えることができるようになれば、復縁をするにせよ、しないにせよ、辛い失恋を乗り越え、人間としてひとつ成長した証とも言えるかもしれません。
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様々なスプレッドにおける審判のカードの吉凶は？
上記でご紹介したように、何かとポジティブに捉えることができる審判のカードですが、その分逆位置（逆さ向き）で配置された時の捉え方はその真逆。何かとネガティブに捉えることが多い「凶」的な内容となります。
復縁占いにおいては、両者の関係がさらに縁遠いものとなる、もしくはこの復縁が成就しない関係が続き、現状の心理状態から抜け出せない状態を示します。自分自身においても、そのやりきれない気持ちがストレスとなり、日常生活に支障を来たしたり、
復縁を諦めたい気持ちが強くなる
という捉え方もできます。
仮に、復縁占いで人気のヘキサグラムスプレッドで占った場合、現在や未来、対応策や結論において、この審判のカードが逆位置で配置されてしまうと、復縁成就においては総じてネガティブ。復縁アプローチの継続自体も否定的な結果となります。
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審判のカード単体での単純判断では、
正位置であれば吉、逆位置であれば凶
ということになりますが、逆に凶報であっても終焉を受け入れて、過去の自分を断ち切るきっかけになる、と前向きに捉えることもできますので、元カレや元カノとの復縁の可能性は限りなく低い状況ではありますが、その現実を受け入れる良い機会なのかもしれません。
その他のスプレッドにおいても、近い将来や遠い未来などでの逆位置の審判カードは、総じてネガティブに捉えることが多い一方、過去を示すもので逆位置の審判カードが配置されれば、
悪い状況の過去から抜け出せた
という意味合いでもありますので、これからのチャンスをものにできるよう、しっかりとした準備と心構えを持っておくことをオススメします。
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