復縁占い

算命学で復縁を叶えよう！2人の相性を導き出す占いとは？

自分の命式を知って運命に当てはめる命術占い

占術のなかでは、比較的馴染みの薄い「算命学」
数秘術と同様、生年月日を元にその人が生まれ持った宿命や運命を紐解いていく中国古来の命術占いです。

陰陽五行説の思想に基づいた占いという点では、四柱推命と同じく難解な占術として扱われ、気軽に用いることができる占いではありませんが、恋愛占いや復縁占いにおいては、主に二人の相性を読み解くのに用いられます。

特に復縁占いにおいては、一度別れてしまった二人の関係を再構築するという意味合いで

相手の本質や性格を読み解く

のに用いられ、単に復縁を成就させるための占いではなく、結婚を考えている相手であったり、復縁後に二人が幸せになれるか？といった深い部分まで占いたい時に用いられることが多いようです。その他にも、

・この仕事は自分に向いている？
・人との付き合い方が上手くなるには？
・自分は将来財を成すことができる？

といったような「自分を知るための人間学」として古くから活用されており、復縁においても相手を知る以上に、自分自身の本当の気持ちを知るのにも有効です。

そんな算命学を用いたリーディングで、復縁を成就すべく二人の相性を占ってみましょう。

算命学は、主に自身の性格や運勢などの内面的な要素を占う陰占と、実生活における自身の行動や能力を占う陽占に分類されます。
恋愛や復縁のような相手との相性診断を行う場合は、主に陽占を用います。

陰占では、3×3の9つのマスに生年月日から計算した干支を当てはめ、該当するそれぞれの干支がその人の本質や性格を示します。これを「陰占図（命式）」と呼びます。

一方の陽占においては、同じ3×3の9つのマス（ただし一番左上を除外した8マス）の表に、5つの十大主星と呼ばれる星と、3つの十二大従星と呼ばれる星を導き出し、人体星図と呼ばれる体の部位を示した表に記述していきます。この人体星図を別名「陽占図」と呼びます。

人体星図が示すものは、人生を幼少期・中年期・晩年期の3つに分類し、その年代ごとでどのような星のエネルギーの影響を受けているかを読み解くもので、8マスの中心に来る星は主星と呼ばれ、

その人の性格の主体を形成する星

となります。

≪5つの十大主星≫
貫索星・石門星・鳳閣星・調舒星・禄存星・司禄星・車騎星・牽牛星・龍高星・玉堂星

≪3つの十二大従星≫
天貴星・天恍星・天南星・天禄星・天将星・天堂星・天胡星・天極星・天庫星・天馳星・天報星・天印星

それぞれの星が意味する性格の詳細については割愛しますが、二人の相性を占ううえで重要なポイントは、

この主星がどの星を示しているか？

という部分で、10個の十大主星は陰陽五行説にならい、それぞれ5つのグループに分類されます。

木：貫索星・石門星
火：鳳閣星・調舒星
土：禄存星・司禄星
金：車騎星・牽牛星
水：龍高星・玉堂星

火や土といった分類は、四柱推命にも通ずるものがありますので、占術的なアプローチは四柱推命と近しいものがありますが、自分の主星と復縁したい相手の主星を知り、例えば「木と火は相性が良い」「木と土は相性が悪い」などといった判断もできるようになります。

復縁成就を目指す前に、最低限相手の主星くらいは把握しておいた方が良いかもしれません。

もちろん、各星ごとが示す性質もありますので、単に五行説の相生関係だけで判断できるものではありませんが、大きなくくりとして捉えておくと良いでしょう。

また、上記でご紹介したように、陽占では人生を幼少期・中年期・晩年期の3つに分類しますので、結婚後の互いの運勢なども読み解くことが可能です。人体星図で言うと、右下のマスが中年運、左下のマスが晩年運を指し、十二大従星が入る場所です。

十大主星が五行に分類されるのに対し、十二大従星は胎児から墓場までと、人間の一生になぞらえて一生のサイクルを示しています。

算命学の難しい点は、

１、まず自身の命式を導き出すこと
２、命式が示す各星が意味する性質や運勢を判断するところ

にあります。昨今では、インターネットなどを活用すれば、簡単に命式を導き出したり、各星が示す本質や運勢なども説明されていますが、やはり本格的な鑑定となりますと、専門的にリーディングを行っている鑑定士にお願いするのがベスト。

難解占術ではありますが、その分これまでの占術では見えてこなかった相手の本質を丸裸にできるかもしれません。