20代

二人の目標を見失ったことで復縁に失敗した体験談

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恋人との目標を忘れ、心の距離が縮まらず…

私は2年前に、都内で飲食チェーンのマネージャーの仕事をしていました。当時、将来はカフェを開きたいと思っていて、スキルを磨いたりコネを作ったりするために日々頑張っていました。ある日、外回りの時に出向いたカフェの女性店員と意気投合。彼女も将来カフェを開きたいという夢を持っていました。将来は一緒にカフェを開こう!と約束し、自然な流れでお付き合いをする事になりました。

ある時、私が地方へ転勤する事になり、彼女とは遠距離恋愛に。会うのは2週間に1度程度になりました。転勤したばかりの頃は、毎日楽しくメールのやりとりをしていて順調な遠距離恋愛ライフを送っていました。しかし、私が配属された居酒屋の部署は、夜中の勤務で生活が不規則だったり休みもあまり取れなかったりする状況でした。

だんだんと彼女との連絡がおろそかになり、忙しさから自分の目標も完全に忘れていました。彼女とのメールのやり取りは、夢を語り合う場からグチをこぼす場へと変わっていました。彼女は目標を忘れてしまった私に嫌気が差したようで、転勤から半年ほどで別れることになりました。

別れてから半年後に転勤で東京に戻ることになり、彼女にまた会えないか連絡してみました。彼女は会ってくれて、その後も数日に一度程度会うようになりました。別れてから彼女はずっと寂しかったようで、私たちはまた付き合うことになりました。

しかし、彼女が私と会う時は浮かない顔です。それは、私が相変わらず忙しく、カフェを開くという目標を思い出さずにいたままだったからです。会うのは1週間に1度会うか会わないか程度で、これでは遠距離恋愛の時とあまり変わりません。

結局、彼女とは2ヶ月半ほどでまた別れてしまいました。彼女は、私が忙しくてなかなか会えなかったことが嫌だったのではありません。目標を忘れて生き生きとしていない私の事が嫌だったのです。物理的な距離よりも、彼女との心の距離を限りなく縮め、彼女と同じ目標に目を向けていれば、今でも彼女と幸せな時間を過ごせていたかもしれません。

【丸尾 翔一さん(仮名/男性/28歳)】

       
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