20代

ジムで運動をして復縁するまでモチベーションを保った女性の体験談

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一番大変だったのは、自分のモチベーションを保つことでした

一昨年の春。まだ桜が散り終えない頃に、私と諒太くんは別れました。
理由は、お互いの生活が変わってしまうから。

あの頃、私たちは大学を卒業したばかりで、お互いに社会人としての一歩を踏み始めたときでした。
だからこそ余計に、自分のことで精一杯で、相手のことを気遣っている余裕なんてなかったんです。
せっかく、都合をつけてデートをしても、些細なことですぐケンカになってしまい…
一度、別れようということになりました。

それでも、やっぱり私は諒太くんのことが好きで、時間が経ったらまた…と思っていました。
だけど、会わないでいる時間が長ければ長いほど、気持ちを持続するのは難しくなっていきました。

そこで私は自分磨きを兼ねて、ヒマな時間を使ってジムに通い始めました。
ストレスも溜まっていたんだと思います。
身体を動かして、汗を流すことがこんなに楽しく、気持ちいいことだとは思いませんでした。

そうして、別れてから一年が経ち、ようやく二人の生活も落ち着いた頃、久しぶりに諒太くんに電話をしてみました。
一年ぶりに聞く諒太くんの声は、少し疲れていたようでしたが、それと同じように、少し大人っぽく聞こえて思わずドキリとしました。

私たちはお互いの近況報告をしているうちに、なんとなく懐かしさというか、こそばゆさが出てきて、二人とも「久しぶりに会いたいね」と言っていました。
そして、その一週間後にデートをして、二人とも以前とは違うことを再認識して、やがて諒太くんの方から「もう一度…付き合ってみる?」と言ってくれました。

モチベーションを維持するのは大変でしたけど、それでも諒太くんが好きだという気持ちを失くしてしまわなくて本当によかったと思っています。

【相徳 美紗都さん(仮名/女性/24歳)】

       
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