太陽神アポロンを味方に?初心者でもできる月桂樹の復縁おまじない
ギリシャ神話・太陽神アポロンの報われない愛の物語
みなさん、月桂樹と聞いて何をイメージしますか?
料理に使う香辛料のローリエや、スポーツ大会などの優勝者に送られる月桂樹の葉のついた枝を編んで作った冠、ランキングやロゴマークに用いられているモチーフなのではないでしょうか。
意外にも私たちの生活に馴染んでいる月桂樹ですが、ギリシャ神話に登場する「アポロン」の報われない愛の物語をご存じですか?
太陽神アポロンとはギリシャ神話の主神たる全知全能の存在「ゼウス」の息子であり、月の女神アルテミスとは双子の姉弟です。
詩歌や音楽などの芸術を司り、神託を授ける予言の神であり、容姿端麗でスポーツ万能という、ギリシャ神話の中でもエリート的な存在。
そんなアポロンは弓矢も得意なのですが、ある日、小さな弓を手にするエロス(ローマ神話のキューピッド)に出会い、からかいました。怒ったエロスは、
「恋に陥る黄金の矢」をアポロンに
「恋心を消し去る鉛の矢」をこの周辺で最も美しい娘ダフネに
打ち込んだのです。すると、アポロンはダフネに強い恋心を抱くものの、鉛の矢を打ち込まれたダフネはアポロンを拒絶したのです。
ある日、アポロンはダフネに会いたいために待ち伏せしますが、それに驚いたダフネは逃げました。
追い詰められたダフネはアポロンから逃れるために、父である河神ペネイオスに
「お父様、お助けください!
どんな姿になってもいいので、この男から逃げさせてください!」
と訴えました。そしてダフネは足元から月桂樹の木になったのです。
愛するダフネが月桂樹になってしまったと嘆き悲しんだアポロン。そして、そこを立ち去る時にダフネを決して忘れないために
月桂樹の葉で冠を作り、永遠の愛の証として生涯それを頭にかぶったとされています。
これがアポロンとダフネのお話しです。
今回は、そんなアポロンとダフネにちなんだ月桂樹のおまじないをご紹介します。
ギリシャ神話では報われないアポロンの恋ですが、そんなアポロンはきっとあなたの味方となってくれることでしょう。
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月桂樹を使った復縁おまじない
ここでは月桂樹の葉を使う2つのおまじないを紹介します。
どちらも手順は簡単なので、おまじない初心者の方にもオススメ。
おまじいに使う月桂樹の葉は、新鮮な葉っぱではなくても、乾燥させたスーパーのスパイス売り場にある「ローリエ」でも大丈夫です。
■願いが叶うおまじない
≪用意するもの≫
・月桂樹の葉 1枚
・油性ペン
・月桂樹の葉が入る大きさの箱
≪おまじないの方法≫
1、 月桂樹の葉の裏側に願い事を書く
2、 願いを書いた葉を箱に入れてしまう
3、 願いが叶ったら、月桂樹の葉は感謝を込めて燃やす
■連絡がくるおまじない
≪用意するもの≫
・月桂樹の葉 1枚
・油性ペン
・スマホ
・テープ
≪おまじないの方法≫
1、 月桂樹の葉の表側に相手のフルネームを書く
2、 フルネームを書いた葉をスマホの裏側にテープで貼る
3、 下記の呪文を暗記し、唱える
「○○ call me-phone now ring,To my ears ○○ voice now bring 」
4、 唱えた後はできるだけスマホを意識しないようにし、貼り付けた月桂樹の葉はそのままにする
5、 連絡が来たら、月桂樹の葉は感謝を込めて燃やす
どちらのおまじないも願いが叶ったら燃やしますが、燃やした灰はゴミとして捨てるのではなく、相手に思いが届くように屋外で風に乗せて飛ばしましょう。
なお、バージョン違いのおまじないとして、過去記事「▼音信不通の元カレとの復縁を成就する効果的なおまじない」で紹介しておりますので、ぜひ参考にして下さい。
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花言葉はネガティブな意味がある?!月桂樹について知っておこう!
月桂樹にちなんだアポロンとダフネの恋の話ははじめにお伝えした通りですが、現代において月桂樹といえば独特な香りがあるため、乾燥した葉をカレーやスープなどの煮込み料理、肉料理などの香り(風味)づけに使われます。
なお、月桂樹の学名は「ローラス(Laurus)」。
ケルト語で「緑色」という意味が語源となっており、和名の月桂樹の由来は明治時代にヨーロッパから日本に月桂樹が輸入されたときに、中国の伝説の植物「月の桂(かつら)」に似ていたことから「月の桂の木=月桂樹」と名付けられました。
原産地は地中海沿岸とされており、常緑樹の一種で、4~5月には黄色い小さな花を咲かせます。
とても大きく育ちやすいのが特徴で、苗木の状態から5年くらい経てば高さ3m程まで伸びてしまい、また選定せずにいると10メートルを超えてしまうほどの植物です。
また、月桂樹には、木・葉・花、それぞれに異なる花言葉があります。
■月桂樹「全体」の花言葉:栄光・勝利・名誉・栄誉
古代ギリシャでは、アポロンとダフネのギリシア神話が元になり、月桂樹をアポロンの聖樹として神聖視していました。
そして、芸能や芸術の神であったアポロンにあやかろうと、月桂樹から月桂冠を作りました。
それを勝者にかぶせることで勝利と栄光のシンボルとなったことから、花言葉にも由来しています。
■月桂樹の「葉」の花言葉:私は死ぬまで変わりません
はじめにお伝えした、アポロンとダフネの恋に関する神話に由来します。
■月桂樹の「花」の花言葉:裏切り・不信
ネガティブなイメージのこの花言葉は、キリスト教が深く関係しています。
イエス・キリストの弟子であるユダがイエスを裏切ったときに黄色い服を着ていたことから、ヨーロッパでは昔から黄色は不吉な色とされています。
ひまわりは偽りの愛、マリーゴールドは嫉妬・絶望というように、黄色い花の花言葉にはネガティブな意味があるのです。
いかがでしたか。
今回はアポロンとダフネにちなんだ月桂樹を使った復縁おまじないを紹介しましたが、アポロンのパワーを借りて復縁を成就させてくださいね。
あなたの誠実な想いをアポロンが届けてくれることでしょう。
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