小アルカナ「ペンタクルクイーン」が示す復縁成功へのアドバイス

小アルカナ「ペンタクルクイーン」の基本解釈

「元カレが忘れられない…」
「離れ離れになってしまった幼馴染と再会したい…」

というように、過去に付き合っていた人との関係を占った時に「ペンタクルクイーン」が出た場合、どのように解釈したらいいのでしょうか。
ここでは小アルカナ「ペンタクルクイーン」についてご紹介します。

まずは、ペンタクルクイーンの基本的な意味とキーワードから見ていきましょう。

今回紹介するペンタクルクイーンのペンタクルとは、小アルカナの4つのスートのうちのひとつです。

ペンタクルはコインを表し、「地」のエレメントに属しています。

人はお金をたくさん持っていれば物質的には豊かになります。
豊かになるためには物事を現実的にとらえることが必要で、地に足の着いた生活そのものを示しているのがペンタクルなのです。
豊かさとは何だろうか？と、考えるきっかけを与えてくれるカードとも言えます。

そんなペンタルクのカードには、お金や労働によって得る喜びや苦労が描かれていることを覚えておくとリーディングしやすくなるでしょう。

また、クイーンとはコートカード（人物カード）と呼ばれるもので、ページ、ナイト、クイーン、キングの4種類あり、それぞれの人物像にあった役割が当てはめられています。

なお、今回のテーマであるクイーンは

母性や愛情、寛容さや受容性、年上の女性などのキーワードを指します。

このことを踏まえ、ペンタクルのクイーンとは地に足を着き、周囲の人を支えることに生きがいを感じるような人物像となり、

きちんと家計簿をつけて、金銭管理を行う主婦
老舗旅館や人気の食堂を切り盛りする女性

などをイメージするとリーディングしやすいでしょう。

基本的なキーワードとしては、堅実、現実的、包容力、成熟、安定、自然、など

を表しています。

ペンタクルクイーンは他のクイーンと比べて、堅実で現実的な生活を営むタイプです。
保守的で真面目なこともあり、決して華やかなイメージではありませんが、何気ない日々の暮らしをすることを示唆しているのでしょう。

次の項では、ペンタクルクイーンの絵柄と意味合い、正位置・逆位置について詳しくお伝えします。

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ペンタクルクイーンの構図の意味合いと正位置・逆位置の捉え方

では、ここからはカードの絵柄を詳しく見ていきましょう。
右図のウエイト版の「ペンタクルクイーン」のクイーンは、山羊の頭が装飾された王座に座り、両手で支えたコインをじっと見つめています。
クイーンのドレスは赤と白でとてもシンプル。
また、頭上にはバラのアーチ、足元には草木が生い茂り、ウサギがいます。

コインを見つめるクイーンは、これまでの出来事や成果を現実的に受け止めたり、母の様に見守っている様子を表しています。
王座に装飾された山羊は豊穣と生産力の象徴であり、クイーンの赤と白のドレスは「純粋と情熱」「受動性と能動性」など、調和のとれたバランスを示唆しています。

また、背景には山や川があり、クイーンの周りは草花が生い茂っています。
このことから豊かさや安心・安全などの穏やかなことを表し、クイーンの頭上のバラのアーチは情熱を表していて、その情熱によってこの場所が作り上げられたことを示しています。
足元のウサギは多産のシンボルであることから何かを生み出す生産性や、妊娠を意味することもあります。

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ペンタクルクイーンが導く復縁アドバイス

このようにペンタクルクイーンは、あらゆる物事が安定していて繫栄も期待できるので、新たな仕事をはじめるのに良い基準になります。
ここでは、復縁したいあなたが占った時にペンタクルクイーンが出た時の意味合いを紹介します。

《相手の気持ちを占ってペンタクルクイーンが出た場合》

《復縁占いでペンタクルクイーンが出た場合》

いかがでしたか。
復縁したい時にペンタクルクイーンが出た場合は、正位置であれば相手に合わせるようにしていくことで復縁が成立することもありますが、逆位置であれば復縁はそう簡単にはいかないでしょう。
何事においても自分を優先するのではなく、相手にゆずる精神を持てば、きっと今までとは違う世界が訪れることでしょう。

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